28人が本棚に入れています
本棚に追加
【パピコ】
コンビニに着いてアイスをえらんでいた
でも、私の大好きな『パピコ』が1つしかなかった
私はそれを遠慮した
慶くんが真っ先にそれを取ったから
兄はコッソリ『違うのにするか?ピノとか?』
私『ん〜気分じゃないな…
お茶にする!歩いてノド渇いた♪』
私はペットボトルのお茶を持った
それを慶くんはヒョイと取ってレジに並んだ
慶くんにお礼を言ってお茶を飲んだ
慶くんはパピコをパキっと割って袋をゴミ箱に捨てた
私は先に歩いて帰ろうとした
後ろから『いっちゃん‼️』と呼ばれた
私はビックリして振り返った
慶くんはパピコの片割れを口にくわえて
もう1つを『ん』と私に差し出してくれた
私『え?』
慶くんは『半分こ』と笑ってくれた
私『……あ、ありがとうございます…』
兄は携帯が鳴ったから少し離れて話していた
私は慶くんと並んで歩いた
慶くん『いっちゃんは部活何かするの?』
私『……いや、まだ何も………』
慶くん『そっか……中学では何してたん?』
私『……テニスを』
慶くん『え!😲じゃあ、アレ履くの⁉️
あの短いやつ』
私『あぁ、試合の時は……』
慶くん『へぇ〜・・・・・』
私『何を想像してますか?😒』
慶くん『いっちゃんの短いやつの姿♡』
私『・・・・・どんなん想像してるか知りませんけど、それも一緒に記憶から抹消して下さいね』
慶くんはケラケラ笑ってパピコを食べていた
慶くんは『あぁーーーバスケしたい‼️』と伸びをした
私『さっき兄としたんじゃないんですか?』
慶くん『俺、今謹慎中…』
私『はぁ?』
最初のコメントを投稿しよう!