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本当毎日のように男漁りに行くレイカにはある意味尊敬する。
『茉那ぁ〜来ない〜?』
「悪いけど今日は用事あるから」
まあ仮に暇でも行かないけどね。
……いや、唯のお店なら行ってもいいかも。
お金を払わないといけないことを考えるとお財布と相談せざるおえないけど仕事をしている唯は見てみたいしホストなんてそう行くことないから興味も……無くはない。
『それってぇ〜セフレでしょ〜!』
「……レイカ声大きい」
『も〜、でもたまには他の男もつまみ食いしてみればぁ?』
「つまみ食いはまだいいとしてホストは嫌よ」
『え〜、顔いいじゃん!!』
「そりゃあホストで顔悪かったらダメじゃない?」
なに当たり前のことを言っているんだと呆れていれば急に首元になにかが掠った。
驚いて身を捩りつつバッと顔を後ろに振り向けば仕事をしているはずの藤さんがあたしの背後に立っていて、自分の顔の前に人差し指を立て『シー』の動作をしたかと思えばあたしの首元に顔を埋めた。
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