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高学年でも、それは続きました。しかし、今までと決定的に違ったものがひとつ。小説を、書き始めたのです。
きっかけは5年生の時の国語の授業。みんなそれぞれ物語を書いてみよう、というものでした。原稿用紙が1人3枚配られ、みんなは唸りながら渋々埋めるその3枚を、私はすすすと書き進め、更には
「先生もう1枚。」
「あ、先生。またもらえますか。」
と、何度も言いに行き、結局、2日間の授業の間で私は原稿用紙24枚分もの物語を完成させたのでした。
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