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で、その後那智の滝へ。
那智の滝は子供たち撮った写真ばかりで載せられるものがほとんどありませんでした。
滝とか。
磐座とか。
滝の横に300円払えば入れるゾーンがあったのですが、そこから登山とかは嫌だなと思って入りませんでした。
後で調べたら滝の間近まで行ける場所だったようで、それなら入っておけば良かったと後悔しました。
那智の滝は熊野那智大社の別宮として飛瀧神社という名前がついています。
熊野那智大社本宮はここからさらに上で、そこは行く予定にしていませんでした。
で、諦めてはいたんです。
なのですが、別宮にもありました。
熊野牛王神符です。
これまた先に書いた「熊野三山・七つの謎」で知って以来、憧れていたお札です。
烏文字と呼ばれる文字で書かれたお札で、熊野大社と呼ばれる三つの神社、熊野那智大社、熊野速玉大社、熊野本宮大社で発行していて、それぞれデザインが違います。
習字で使う半紙ぐらいのサイズがあって、この牛王神符には那智瀧宝印と書かれているようです。かろうじで右側の那智は読めるような気はします。
つい最近まで知らなかったのですが、牛王宝印といって様々な絵文字のお札が全国の神社で発行されているらしく、その中でもっとも有名なのがこの熊野牛王とのことです。
熊野本宮大社と熊野速玉大社に関してはいつか行く機会があれば確実に手に入れたいなと思いますし、他の牛王宝印も見かけたらゲットしていきたいところです(物欲)。
この牛王神符の使い方はウィキからそのままパクってきました↓
一般的な護符としての利用法と、起請文(誓約書)として用いる方法がある。
一般的な護符としての利用法
・かまどの上に祀り火難除けとする。
・門口に祀り、盗難除けとする。
・懐中に入れ、船酔い、飛行機酔いなどを防ぐ。
・病人の床に敷き、病気平癒を祈願する。
などがある。
誓約書としての利用法
・牛王符の裏面に起請文を書く。こうすると誓約の内容を熊野権現に対して誓ったことになり、誓約を破ると熊野権現の使いであるカラスが一羽(一説に三羽)死に、約束を破った本人も血を吐いて死に、地獄に落ちると信じられた。起請文としての牛王符を「熊野誓紙」と言った。
・火起請では手に牛王宝印を広げ、その上から鉄火棒を持った。こうすることで、正しい者は熊野権現から灼熱に護られると信じられた。
熊野のカラスが1羽死ぬことで約束を破った人も血反吐を吐いて死んで地獄に落ちるなんて、朔さんが好きな呪いにも近い働きをしてくれるみたいですね。
一家に一枚、いえ、一人一枚のマストバイなアイテムではないでしょうか。
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