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みなさま年末はいかがお過ごしでしょうか。
なんだかんだで今年は古墳古墳の年でした。
来年はちょっとぐらいは小説書きたいなあ。
あと、今年訪れた古墳等の写真は今年のうちにアップしたかったのですが、とても無理のようです。
自分にとってちょうど整理されたアルバム代わりになりますので、ここに写真をあげていくのは古墳に飽きるまでは続けたいなと思います。
というわけで大阪府四条畷市にある忍陵神社と忍岡古墳です。
忍陵と忍岡、どちらも「しのぶがおか」と読むそうですよ。
写真撮ったのは12月1日だったみたいです。
忍陵神社は、津桙神社というこことは別の場所で津桙氏の祖神を祀っていた神社があり、そこがやがて応神天皇を氏神として祀るようになり、その後熊野大神が合祀され、江戸時代にこの場所に移ってきて、もともとここにあった鎌足社という藤原のかたまりさんを祀った神社と一緒になって、さらに明治44年に近隣にあった別の2社を合祀して今の名前に改称したのだそうです。現在の主祭神は藤原のかたまりさん。
要するに色々あったってことですね。
立派な鳥居。
鳥居を入ってすぐ右手に見える建物が社務所なのですが、人はいませんでした。
社務所の前には必要な方はご自由にお持ち帰りくださいと書かれ貼り紙とともに御朱印が置いてありました。
石段。
本殿。
とはいえ、ここが目的で来たわけではありません。
目的地は本殿右の建物です。
あ、もちろん本殿にお参りはしてますよ。
ここは古墳を覆っている小屋なのです。
なのですが、見学させる気がないのかはっきりと見れる場所がありません。
仕方がないので格子の隙間からのぞき見です。
石室があるのですが、あんまりよく見えないので反対側に。
石室です。まごうことなく石室です。
説明書きの看板がありました。
ステンレスの看板はオシャレでよいのですが、写真撮るとなると反射して文字が飛びます。
角度に気を付けたらなんとか見れますでしょうか
一応テキスト化しておきます。
忍岡古墳(大阪府指定史跡)
この古墳は、古墳時代前期4世紀中ごろに築造された全長87mの前方後円墳です。 標高36m、 河内平野を一望できるこの場所に豪族が豪華な副葬品とともに葬られていたのです。
古墳の発見は、 昭和 9 (1934) 年の室戸台風によって忍陵神社が倒壊し、その再建工事中に石室が発見されたことにはじまります。
翌年、 京都大学によって発掘調査されました。 石室は、長さ6m・幅1mで、板状の石を丁寧に積み上げた立派な竪穴式石室でした。 近年の研究で兵庫県猪名川産の石が使われていることがわかりました。副葬品は、紡錘車 ・鍬形石・石釧や小札・剣・鉾・刀子・矢じりなどが見つかりました (京都大学総合博物館蔵)。同年、地域の方々の熱意で覆屋が建てられ保存されました。
長い間石室を保護した覆屋ですが、平成7(1995)年の震災によって 傾いたのを機に覆屋再建が計画されました。地域の方々の寄付を基盤に、 平成14(2002)年12月、 覆屋が完成しました。
このような貴重な竪穴式石室が保存され見学できるのは郷土の誇りです。
大阪府教育委員会
四條畷市教育委員会
畷古文化研究保存会
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