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これの表紙写真で思い出して思い付きました。
そうだ明日香、行こう
で昨日の日曜日に奈良県明日香村へ行ってきました。
ちなみに明日香にある万葉文化館(博物館というか資料展示館みたいな感じの建物です)内にあるカフェの明日香野菜カレーを食べたいと思ったのも動機です。
明日香カレーは明日香でとれた様々な野菜を素揚げにしたものをこれでもかというぐらい盛り付け、ご飯は古代米を混ぜて炊いたご飯と、大変映えるカレーです。
なのですが、インスタとかそういうリア充陽キャ向けSNSなどはやっていない僕ですので、写真なんて当然撮ってません。ご興味のある方は明日香野菜カレーで検索すれば色々出てくると思います。映えだけでなく本当に美味しいカレーです。
明日香村では万葉文化館のすぐ近くにある酒船石にだけ行って蚊に刺されて、さっさと移動して談山神社へ行ってきました。
談山神社は石舞台古墳などを横目に通り過ぎて明日香村をさらに山奥の方へ車で10分ほど入っていった所にありました。
写真は拝殿へ続く階段です。拝殿全然写ってないですけど。
紅葉の時期は辺りが真っ赤になってとても綺麗らしいですが夏の青々としたもみじも中々良かったです。
ここはフジワラノカタマリさんを祀った神社で、神社本殿後ろには御破裂山(ごはれつざん)と談山(かたらいやま)という二つの山があり、この談山の山中でカタマリさんと中大兄皇子がイルカさんを殺す相談をしたそうです。
関係ないのですが僕は昨日まで、中大兄皇子は三兄弟のうち小兄ちゃんを除いた中兄ちゃんと大兄ちゃんの二人組みだと思ってました。まじで。
まさか一人で中大兄皇子だなんて思いもよりませんでした。
そもそも名前からして中なのか大なのかはっきりして欲しいところです。
これではまるで大きな○○ってお菓子が流行った時に出てたチョコ菓子の「大きな小枝」みたいです。それもう「枝」で良くない?ってやつ。
ともかく、大化の改新発祥地とのキャッチコピーが談山神社には付けられています。
そのカタマリさんと中大兄さんは蹴鞠で仲良くなったらしく、この談山神社も蹴鞠推しでした。
境内には蹴鞠の庭という名の広場があり、毎年4月と11月にはそこでけまり祭りが行われるそうです。
球というより円柱に近い形の小さな白い物が授与所に置いてありました。
なんか丸めた紙くずみたいだなと思ったのですが、どうやら鹿皮で作られた蹴鞠の鞠のミニチュアらしく、お授けいただくことにしました。初穂料は1000円でした。物の価値ってストーリーで決まるんだなあと思いました。
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