存在意義を問う

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高速代をケチって下道で行ったので片道2時間弱の運転はけっこう疲れました。 と、思ったのですが考えてみたら普段から通勤でそれに近いぐらいの時間がかかっていました。 車での移動はプライベート空間なので気は楽なのですが、電車と違って読書ができないのが難点です。 なのですが、素晴らしいアプリを見つけました。 Audibleという、本の朗読アプリです。 月額1500円なのですが、本当に様々な本の朗読があります。 本屋大賞をとった小説から転スラなどのなろう系小説、話題になったビジネス書や教養書まで。 収録されている本のタイトルから考えるとこの金額は安すぎる気もします。 望月さんの京都ホームズなんかもありました。 実は以前からこのアプリは知っていたのですが、聴き放題になったのはここ最近のことで、以前は月にどれでも一冊ダウンロードできるという形でした。 それならブックオフで探す方がいいかと思っていたのですが、聴き放題になっている事をつい先日知ってさっそく登録しました。 すでに、 六人の嘘つきな大学生、同志少女よ敵を撃て、コンビニ人間、死刑にいたる病、 それから小説ではないのですがメタバースを解説した世界2.0という本を聴きました。 今は知念実希人のレゾンデートルを聴いています。 世界2.0は買ったまま読めてなくてベッドサイドに積んであった本で、他にも少しだけ読んでそのままになってるサピエンス全史、銃・病原菌・鉄なんかもAudibleにはありました。 サピエンス全史は上下巻で、それぞれ2000円ぐらいする本なので、そういう本も全て聴けるというのはかなりコスパいいなーと思います。 また再生速度も調節できます。聴きやすいようにハッキリとした声で朗読してくれてますので二倍速以上の速さでもしっかり聴き取ることができます。 これが機械音声とかだと少し速度を速くするとガチャガチャいうだけになってまったく聴き取れなくなったりするのです。 もしかしたら難点になるかもと思うのは、基本的には文語で書かれた文章を読み上げるので、もとから本を読む人でないと口語で使われないような熟語などは脳内で漢字に変換されにくいといったこともあるかもしれません。 あと朗読は多少の演技が入るので、朗読する人によっては合わないなあと思ったりもするかもしれません。 ですが、動画や音楽といったコンテンツとは違って小説は本来なら「ながら読み」というのができないものなので、運転をしながらとか家事をしながらとかで小説を読めるのは、かなり画期的は事ではないかと思います。 本は絶対に活字を読まないとムリという人以外には本当におすすめのアプリです。
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