人は見かけによらぬもの

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 とある中学校の卒業式  卒業式が終わったと言うのに体育館裏に一人の男の子がいじめを受けていた。  男の子は抵抗はせずに殴られていた。  男の子の名前は  華椿葵(はなつばきあおい)  卒業式はとっくに終わっていたのに葵が教室でアクセサリーを作っていたら何時もいじめにくる奴らに体育館の裏に呼び出されて殴る蹴るの暴行を受けて最後に葵が作っていた。アクセサリーを地面に叩きつけて足で思いっきり踏みつけてせっかく作ったアクセサリーを壊してしまった。 「男が女、みてーに可愛いのが好き何て気色わり」 「女が作る物作る何てどうかしてるよ」  そう言ってすっきりしたのかいじめていた男の子達は去って行った。  葵は咳をして少し渋い顔をしてお腹を軽く押さえながら起き上がった。 「ゴホ!…っ!…」  小さい頃から男なのに可愛い物は好きだった俺はよくいじめにあっていた。  可愛い物が好きだからて何だってんだ。 「…(ああ…せっかく作ったのにまたやり直しか)…はぁ~」  そう思いながら壊されてしまった。アクセサリーを手に取りポケットにしまった。  葵は最近、女の子が付けるアクセサリーをよく作るようになり今では作る事が大好きになっていた。 「…けど…こんな事、今日で終わりだ…」  そう言ってボロボロになった状態で帰って行った。  葵がそう言ったのに訳があった。
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