第九章

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みっちゃんにお願いをして父親の様子伺いを頼んだ時のこと。 れいちゃんも着いて行ったらしく、父を見付けてこう聞いたらしい。 「たにゅき」 みっちゃんが「たぬきじゃないよ。ジイジだよ」と教えてくれたらしいが、まさかたぬきとは。 それから、たぬきにしか見えない父を見て心の中で笑っている。 「人間に見えた」 と聞いたら首を傾げたれいちゃん。流石です。
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