第十三章

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しー君に手紙を書いた。沢山病気をして手術をして酷い痛みを知っている事。だから、出産が怖い事。子供は欲しくないと言う事。 その手紙を読んだしー君、泣きそうになったらしい。最後に余計なことを書いたせいで泣けなかったらしいけど、しー君は多分子供が欲しいと言う思いを僕に押し付けていたと思ったのかもしれない。 だが、冗談で聞いた娘の存在。居ないだろうと踏んで聞いたから最初は戸惑いしかなかった。でも、今は娘が愛おしい。
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