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僕は一流とは
一段下がる大学を出て…
それが象徴するような人生。
一番目立つ奴の一段下。
真面目にやっても
手抜きで目立つ奴に
手柄を取られるタイプだ。
この機械メーカーでも
地味に定年まで
卒なくやっていければ
それでいいと思っていた人生に
思わぬ幸運が舞い降りた。
課内にきた新入社員は
専務の娘・純奈。
容姿といい明るさといい
好きにならないものなど
いないという純奈。
……でも僕には縁ない人と
僕は波留くらいが
ちょうどいいと……。
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