コラボ♯3

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「さてとご飯も食べたし、一緒にお風呂に入りましょうか!汗をかいた分、お風呂が気持ち良く感じるわよ!」 その後、夕食を食べ終えてから一時間程だけ軽く遊んだ後、入浴となった。夕食と入浴共に笑いが絶えない楽しいものとなった。翌日、月柱邸に炭治郎が訪問して来た。 「犬が苦手な義勇さんに代わって、アーニャちゃんとボンドの迎えに来ました!」 門の前で炭治郎は、中にいる瑠奈にそう呼び掛けた。 「炭治郎君!わざわざ有難う!この女の子がアーニャちゃんで、こっちの大きな犬がボンドよ!」 炭治郎の声を聞いて、瑠奈はアーニャとボンドを連れて顔を出し、炭治郎に紹介した。 「俺は竈門炭治郎!アーニャちゃん!ボンド!宜しくね!」 「うい!アーニャ・フォージャーです!」 それを受けて炭治郎とアーニャは互いに名乗り合った。 「それじゃあ、私は任務に出るから冨岡さんの言う事をしっかり聞くのよ!(口下手な冨岡さんがアーニャちゃんに話し掛けると言うのも全然無さそうな気がするけれど・・・)」 その様子を見て、瑠奈はアーニャに言い聞かせるように言った後、義勇の人柄について心の中で呟いた。 「アーニャ、義勇お兄さんと一緒にいたらコミュ症になりそうで怖い・・・一緒にいるなら炭治郎お兄さんとが良い!」 そんな瑠奈の心の声を聞いたアーニャは不安を覚えて、炭治郎の方を指名した。 「俺が良いの!?でもなー・・・俺も今日、任務があるし・・・」 それを聞いた炭治郎は驚いた様子で、アーニャにそう言った。 「こら!炭治郎君を困らせないの!」 その炭治郎とアーニャのやり取りを耳にした瑠奈は、アーニャを叱った。それによりアーニャはボンドと共に義勇の所に預けられる事になった。
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