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命は
生まれてから ずーっと
ひとりで咲き続けている
花のよう
花は
雨に打たれ風に吹かれて
か細い茎と薄い花びらを
震わせて
花は
張り巡らされた根があり
逃げ出すことはできない
けれども
花は
自分で気づかないうちに
周りの命に希望を与える
灯なんだ
花は
空を見上げて咲いている
どんな朝も夕もひたすら
空に憧れ
命は
咲いているだけでいいのです
あるがままのあなたらしさを
見つめて
命は
誰のためのものでもないから
素直に思う通りに自分らしく
咲こうよ
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