第一話『突然のケンカで大ピンチ!?』

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第一話『突然のケンカで大ピンチ!?』

キンコンカンコーンキンコンカンコーン🔔 「みんな〜!おっは〜!」私はそう言って教室に入る。「ここヤッホー!」そうメンが言ってきたので、「昨日ね!司くんと遊んだんだけどね!それでね・・・」と彼氏の話を初めた。「また、彼ピッピの話ね…。」「あのここが、彼氏とか考えられない…。」私は、『ここ』!こないだ(詳しくは『恋の約束』を見てね!)司くんと付き合えて、今はめっちゃ幸せな生活!そして、親友はいつもどおり『猫羽メン』『里水あい』に加えてこの間『判田ミル』とも親友になったんだ!マジで、幸せ!! ーー休み時間ーー 「みんな〜!今日の放課後、一緒に買い物に行かな〜い!買いたい物あるんだよね〜!」そうメンが言う。あいは「う〜ん。いいんじゃない?」と便乗したが、私は「あ!今日、塾だからごめん!」と言った。続けてミルも「私も今日塾だわ〜!」と言う。メンとあいは「じゃあ、二人だけで行く?」「そうしよ!」と言っていたが…「え?前に、2人だけで遊んだ時に色々ケンカになって、今度からは4人全員で行こ!みたいになったじゃん!」そう私は言い返す。「でも、それって許可とればいいんじゃないの?」そうメンも言い返す。「でも、うちらがダメっていってるじゃん!」「別に、2人だけでもよくない!!」「ダメなの!!!」「はぁ。また始まった…。こことメンのケンカ…。」そうミルが呆れ口調で言う。「ねぇ!二人はどっちなの!」私が言う。ミルとあいは「え!?」と驚きを隠せていないようだ。「私は、メンと買い物行きたいし、こっちかな…。」あいが言う。「私はここの方に行く。みんなで買い物したいし!」ミルはそう言う。「で!今日は行かないでね!」「は!?行くし!」「もういい!」「こっちこそ!」こうして私達はケンカをしてしまった。 ーー次の休み時間ーー 「ミル〜!トイレ行こ!」私が言う。「うん!」とミルが言ったので、2人でトイレに行くことにした。トコトコ👣 しかし…「あ、あいつらいんじゃん。やっぱやめよ!ミル!」「そうだね!」メンとあいが居たことにより、私達は行くのをやめた。 ーーそのまた次の休み時間ーー 「はぁ。マジ、あいつらウザい…。は!?あいつら、睨んできたんだけど。」私が言う。ミルも「え!?いくらなんでも、睨むはちょっと…。」と言った。「ほんとそれな!」「あ!司くんだ!ミルも来な!」廊下には司くんが居たので、ミルを呼んで向かった。「え?いいの?」「いいから!」「司くん!ヤッホー!」私は言う。「あ!ここちゃん!あれ?その隣の子、前はいなかったよね?」司くんがそう言ってきたので「そうそう!また、新しく親友になったミル!一応、認知しといて!」と私は返した。「うん!よろしくね。ミルちゃん!」「あ、うん!」「で、メンちゃんとあいちゃんとなんかあったの?」司くんはいきなり聞いてくる。私は驚きながら「え?」と返した。「だって、今日まだ一緒にいるの見てないし。ここちゃん、機嫌悪そうだし…!僕、悲しいんだけど!」「あ〜。ごめんね。実は、ケンカしちゃったんだ…。」そう司くんに喧嘩したことを報告した。「え!?そうなんだ…。なんで、ケンカなんかしちゃったの?」「だってね!ーーーーーって事があって…。」そう言ってケンカの経緯を説明した。「あ〜…。そっか。僕にはなにも出来ないけど、ここちゃんになんかあったらすぐ助けに行くから!!」「ちょ!そんな事言わないでってば!」私は照れながら言う。「あ!もう、チャイムなるね。バイバーイ👋」「うん!じゃあね👋」 それからもぎこちない空気感の中私達は、一日を終えた。 ーー帰り道(メン&あい)ーー 「はぁ。ほんと、最悪な日…!」メンが言う。あいは「うん…。そ、そういえば今日は買い物行かないよね?」と言う。しかし、メンは「はぁ!?行くに決まってるでしょ!あいつらなんかどうでもいいんだよ!!」と怒り口調に言うが「え、でも…。待ったほうがいいんじゃない?」とあいは言う。「あいまで、あいつらの味方すんの!?私と、買い物したいって言ってたクセに!」「そ、そんなことないよ!ほら、早く帰らないと買い物行けないよ!」「そうだね!早く行こ!」 ーー帰り道(ここ&ミル)ーー 「はぁ。また、メンとケンカしちゃったし。これから、どうしよう〜!」私は言う。「まぁまぁ。こことメン、すぐ仲直りするじゃん!」そうミルは言うが、「はぁ!?最長三ヶ月のどこがすぐなのよ!」と私は返す。「まぁ、一回落ち着いていこ。」「はぁ。どうせ、買い物行くんだろうな〜…。」「今度、うちらも行けばいいじゃん!」「そうだね…!今度、うちらだけで行こ!」「うん。」 ーー帰り道(メン&あい)ーー 「今日、何買うの〜?」「えっとね!〇〇と△△と☆☆と♡♡!」「めっちゃ買うやんw」その時!!「え!?」「な、なんですか!?」何かで口を塞がれた。すると、「黙んないと殺すぞ🔪!!」そう男は発言する。「え…?」(こ、これって誘拐!?)(誰かに電話しないと…。)(誰でもいいから誰か助けて!)メンは急いでスマホを出して、誰かに電話をした。ピー📞「ん?メンちゃん?」それは司だった。「つ、司くん…?たすけ…」そうメンが言うと、男は「おい!何勝手に電話してんだよ!!殺すぞ!!」そう言って電話を切った。一方司は「え?殺すとか、何?ここちゃんに聞こうっと!」そう言って、ここに電話をした。ピー📞「ん?司くんからだ!」私はそう言って電話に出る。「何?司くん!」「なんか、さっきメンちゃんから電話があって、『司くん。たすけ』って言われて奥の方から、『殺すぞ!』とかいう声が聞こえたんだけど。何かな?」司くんは言ってきた。「は!?司くん、鈍感!?『たすけ』って言ってる時点で助けてって意味でしょ。それに、殺すとか言われたって事は、もしかして誘拐!?」私は驚く。ミルは「え…?ここ、助けようよ!」と言うが私は「で、でも今ケンカ中だし…。」と言った。すると司くんが「ここちゃん!もし、本当に誘拐なら、メンちゃんとあいちゃんが大変な目にあうかもよ!僕もできる限りの事をするから!一緒に助けよ!」そう言ったので、「司くん…。分かった!」と私も納得した。 こうして、私達はメンとあいを探す旅に出たのだ!!
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