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くっ～！だったら、情さんが私にお金頂戴よ。
「分かった。俺が客を厳選してやる。」
「えっ！」
「俺がいいと思った客だったら、礼央奈もいいだろ？」
何か。あっという間に私、風俗嬢になったみたい。
「厳選するって？」
「中には紳士の奴もいるし、純粋に女の子と遊びたいって言うだけの奴もいるんだよ。」
「へえ。」
そっか。風俗嬢って、簡単な客もいるのか。
「そういう人なら、乱暴しないし。無理な要求もしてこないし。俺もそういう客だったら、安心して礼央奈を行かせる事できるし。」
情さんの愛情って、なんかこじれているのかなと思った。
「ありがとう。情さん。」
それでも、私を大切にしてくれているのは、分かる。ような気がする。
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