第1章 ロストバージン

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きわどいって言うより、これ風俗の内容だよね。 「ああ、きついかぁ。他探してみる。じゃ。」 「あの、情さん。」 情さんに話しかけたら、ストップをかけられた。 「あっ、イオリ?3Pにコスプレいける?OK?じゃあ、一人決定。あともう一人できる子いない?うん。頼む。」 情さんが電話を切ったタイミングで、睨んでみた。 「何だよ。」 「何の仕事してるの?情さん。」 「派遣の仕事。」 「派遣?風俗嬢を派遣しているの?」 情さんは飲んでいるお水を零しそうになった。 「おまえ、知ってるのかよ。」 「友達に風俗やってる子がいるから。」 ちょっと嘘をついてみた。 「何だ。知ってるのなら、いいか。」
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