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「メラ、こっちにおいで」
「母様!何?」
「メラは、今日で17才よね…伝えないと行けないことがあるの…我が家に伝わる秘密の呪文とか…数え切れないほどあるの。
私もね、17才の誕生日に、伝えられたわ。」
「メラと同い年の時か…母様、メラね思うことがあるんだけど…ライナお祖母様が亡くなる前に言ってたの メラ…覚悟しといてね…これから起きることに
って」
「そのことも全て話すわね。じゃあ…まずメラの名前について。あなたの名前は、 メラ ライズムーン 」
「メラ ライズムーン…ライズムーンって、どういった意味?」
「メラは、あなたの名前。ライズは 舞う。ムーンは 月。そして、秘密の空間の名前こそ “ライズムーン”
あなたの真の姿は、悪魔…ライナお祖母様…私のお母さんは、私に言い残してくれたわ。 メラが17才になったら、必ず“ライズムーン”に行かせなさい。ってね。だから、メラ言ってごらん。“ライズムーンへの扉よ 開きたまえ”って。」
「ライズムーンへの扉よ 開きたまえ。」[ボワっ🔥]
(はっ?火が出てきて…扉が、出来てきてる…
えっ?しかもカーテンしてある!赤!好きな色じゃんかぁ〜っっ‼)
「じゃあメラ、「扉よ閉じろ」って、言って。」
「わかった。 扉よ閉じろ 」[シュッ](いやいやいや、消えるときの音気持ちよさすぎでしょぉ〜〜!!)「たまらん!」
「メラ、なにがたまらないの?」
「あっ心の声漏れてた?」
「ガッツリ聞こえてた たまらん!って」
「そうなんやね…」
「それは、置いといて、メラが驚かないように悪魔にならないようにしてたけど…元に戻すよ?」[すーっ] 「体が…悪魔に…なってる〜〜〜!?大きな羽…角…牙ぁ〜〜!?」
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