03.いやなやつ

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私たちの疑いを晴らすように、ユーリは画像を送ってきた。 撮影場所が暗く分かりづらいが、スレイブの殺害写真にも見えた。 『マジでタケが殺されたのか?』 『フェイクだよな?』 『どうしてこんなことするの もうやめて』 感情を抑えきれない元クラスメイトたちが書き込み始めた。 信じられず状況を確認する者、やめてと懇願する者。 黙っていれば、目を付けられないのに。ご愁傷様。 『私が殺すと言ったら殺す』 『どうしてもうやめてなんて言うの?』 『私の時には言ってくれなかったくせに』 『ごめんなさい モモカが怖かったから』 モモカの取り巻きの一人が弁解している。 『理由にならない』 『明日殺すのはあなたに決めた』 『せいぜい苦しんで』 『ゆるして モモカが悪いの』 『あんたも喜んでいじめてたでしょ』 そこから暫くは、彼女たちの醜いトークの応酬が続いた。 ラリーを止めたのはユーリだった。 『安心して』 『みんな仲良く殺すから』 『一緒に殺さなくてもどうせ行き先は地獄』
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