先生

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先生

警察署に、マー君が着いた時、友達君と脇尾がゲラゲラ笑っていた。 「何してんですか?みっちゃんは?」 「ナイスバディの女の子かい?」 「そう。」 マー君は、背中に殺意を感じた。 みっちゃんが仁王立ちしていた。 「そういえばさ、脇尾さん自殺したのに生きてるの?幽体離脱?」 「わたしが、間違えました!」 みっちゃんが、ガックリしていた。 「勘弁してよ!脇尾さん!」 「くっさいTシャツを部屋干し、してたらいきなり警察官が部屋に入って来て自殺はダメだ!って押し倒されて手錠をされて今日2回目の手錠だよ。」 腹が捻れるくらい笑って友達君は帰った。 「先生またね!」 「先生?」 みっちゃんは、首を傾げた。 「脇尾は、俺と友達君の高校生の時の担任。」 「何でそんな人がホームレスなんですか?」 みっちゃんは、不思議そうにマー君に聞いてきた。 「先生は、先生退職した時に家族も立派な屋敷も捨てちゃってホームレスになったんだよね。」 「フリーダム!」先生が叫んだ。 「うるさい!」 みっちゃんは、相当イライラしてるらしい。 「先生、何で年金もらってるのにヤクザとつるんでるの?」 「マー君!お前の推理は当たりそうで間違えだ。俺は今回の事件に関わりはない。」 「だと思ってましたよ。脇尾先生。」 みっちゃんは意味不明な叫び声を上げている。 「復讐ピエロの仕業だ。まぁ、電話でロリコンじゃないと言った時、いつも冷静なピエロがイライラしていた。脇尾先生の事は浜辺でヘッタクソなギター弾いて復讐ピエロに利用されると思ったから安全な留置所に入ってもらった。」 「フリーダム!」 「うるさい!くそ爺!山でギター弾いてろ!」 みっちゃんの蹴りが脇尾の尻を直撃した。 脇尾は、気絶した。 「早く死ね!くそ爺!」 みっちゃんは、警察署を出ると原付きで帰ってしまった。
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