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覚醒
秋空にマー君は憂鬱な気持ちでいつもの公園にむかった。
ブランコには、友達君がいた。
「おはよう。」
「よう!マー君。」
「晴れて釈放だな。」
マー君は、笑いながら言った。
そんな時にマー君のスマホが鳴った。
【山雲だか、謹慎明けにヘビーだが町工場で首を吊って死んでいる死体が見つかった。向かってくれ。】
【了解です。】
友達君に簡単に説明した。
原付きで2人は町工場に向かった。
到着すると腐敗臭がした。
空っぽの工場で首吊りをしたか‥。
忙しく働いてる女性捜査官に声をかけて友達君は事件の概要を聞き出した。
遺体は、この工場の持ち主、西園寺隆文(40)数日間行方不明で家族から失踪届けが出されていた。
マー君は、頭の中で自分自身と対決していた。ただの自殺?殺し?
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