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「お前、私と恋してくれませんか、とか言っていたが」
わあああああああっ。
心の中で叫んだ衣茉は、気持ち的には、真横の窓から飛び降り、会社の前庭を走って逃げていた。
あの既読1、課長だったのかっ。
よりにもよってっ。
あのとき、送信した瞬間に既読1になりましたけどっ。
なんで、あのグループ眺めてたんですかっ、と衣茉が思ったとき、八尋が言った。
「ちょうどいい。
祝、お前、俺と結婚してみないか?」
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