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シーン:私
家に着いたら彼女はすぐに寝てしまったんですって。おばあちゃんもあと少しで寝そうだったらしいわ。まあこの時代毎日お風呂にも入らない時代ですからね。で、なんとか歯磨きだけして寝たの。
まあここまでは全然本当でも良いんだけどここからが嘘っぽいのよ。
おばあちゃんが寝たあと彼女は寝ぼけていたの。すると外からグチャ、グチャと柔らかい何かが地面に当たる音がしたらしいの。彼女は恐る恐る窓から見たけど暗くて何も見えなかったらしいわ。
なぁんだと思って寝ようとしたらグチャ、グチャ、トントントン。と柔らかい何かがおばあちゃんの家の扉を叩いたんですって。
で彼女は恐ろしくて布団に潜り込んで朝起きたらおばあちゃんが何事もなかったようにいたからなぁんだ夢かって思って笑いながらおばあちゃんに話したらしいの。そしたらおばあちゃんも笑ってたらしいわ。
それから面接に行ったりして家に誰もいなかったのよ。
その時にその嘘っぽいことが起きたの。だって誰も見てないのにおばあちゃんは話すんですもの。
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