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残された斗輝は、鈴音と鈴華を見る。
「いいかげんにしろよっ 」
斗輝は言う。
「今まで、響華から全てをとり上げて苦しめてきた2人がせっかく幸せになれた響華の足を引っ張るな 」
怒ったとしても声を荒らげない斗輝のいつもと違う姿に鈴華は目を見張る。
「西銘家の今後のことは麗人さんから連絡が来る。それまで浚さんと一緒に大人しく屋敷にいろ。…俺は、昔からずっと2人のことが嫌いだった。」
そういいすてると斗輝は倉庫を後にした。
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