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「美味しいです!!!」
店を出た響華は麗人と一緒に、甘味屋に来ていた。
子供のように目を輝かせてはしゃぎながらあんみつを食べて笑顔を見て見せた響華を見て、麗人も自然と笑みを浮かべる。
麗人の微笑みを見た響華は、美しい麗人の笑顔に目を奪われた。
「旦那様は、よく来るのですか?」
「いや、直也…職場の部下にでぇとならここがいいと勧められてな。君の笑顔が見られたからここは良いところだな 」
あんみつを食べ終わり、店を出るときやはり麗人は手を差し出した。
当たり前のように出される手に響華は、頬を染めつつ手を重ねた。
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