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ー休み時間ー
「はぁ...」
大きなため息を付き、教室の窓から顔を出し、流れる雲を見ている。
さっきまで湧いていた女子たちも自分たちのクラスの方へ去っていった。
「芸能人かよっ...」
と呟いた...
「よっ。!」
「わぁっ。!!」
ゴンッ
「いだっ...」
「大丈夫か。!?」
脅かしてきたのは裕斗だった。頭を出していたので、驚いて、頭をぶつけてしまった。
「す、、すまん...こうなるとは。。
ほ、、保健室行くか。??」
「大丈夫、、」
「そ、、そうか」
頭をぶつけたのを見て、すぐ焦っておどめく裕斗。
「やっぱり。こいつのどこがいいんだか。」
「あ、またそれ。!!
なんだよ、俺に恨みでもあんのか。??」
「ない。」
「あ、てか。梨奈は。??」
(あ、話しずらした。)
「ん。」
少し賑わっているところを指差す。
「すっげぇな。梨奈のやつ。」
「ね。...」
梨奈の周りには他の子達が男女関係なく集まっている。梨奈は色々な話の話題を出しながら、みんなを虜にしている。
(俺には無理だな)
「裕斗はまじらんの?」
「ん〜。?
俺はいい、、」
苦笑いのような表情を見せて、裕斗も空を見る。
「お前こそ、混じらないのかよ。」
「俺もいい。
話題持ってないし。」
(梨奈はスタイルも性格も顔も全て完璧ってか。、、なんか。橋本○奈って感じ。?...それはないか。?ま、俺には勝てない。)
「はぁ、、てか今日何曜??」
「木曜日〜、、、」
『やだぁ〜』
「金曜行かなきゃいけねーじゃねーかよぉ、、」
『はぁ...』
二人、大きなため息を付き、体を伸ばす。
「ふぅ...」
「一緒。!!」
「ん...、」
裕斗はニカッと笑いかける。楓は何が一緒なのかわからず、とりあえず返事をする。
「ねぇねぇ、知ってる。??明日休みなんだって。!」
『よっしぁゃあああああ"""""!!!』
学校生活__2022.8.23
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