『サイレントナイト』について

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『サイレントナイト』について

超・妄想コンテスト『静けさの中で』用に『サイレントナイト』という作品を執筆しました。 https://estar.jp/novels/26069795 作品では入院している祖父の話にしていますが、自宅療養をしていた私の母方(・・)の祖母の話を基にしています。 小学六年生のクリスマスイブの朝、私は剣道の稽古から帰ってきました。今考えると、年末近くの忙しい時期に朝練をやらなくてもと思うのですが…… それはともかく、帰宅すると居るはずのない父方(・・)の祖母がいます。私は嫌な既視感を覚えました。 共働きだったので学校のある平日は、父方の祖母が私の面倒を見に来ていました。 2年前の10月、その日は予定があって来られないはずなのに、父方の祖母が自宅で私を待っていたのです。母方の祖父が他界し、急遽予定を変更して来てくれていたのでした。 そのことを思い出して不安になったのですが、案の定、母方の祖母の訃報を聞くことになりました。 小説と同じように、私は前日祖母の家に行っていました。と言うか冬休みの午前中は、母方の祖母の家で叔母に勉強を見てもらっていたのです。 この日が特別で、朝稽古やクリスマス会があるため午前中の勉強を免除されていました。 本当にイブ当日にクラスでクリスマス会をやることなど、実際はほとんど無いと思うのですが…… ちなみにこのクリスマス会、小学校に隣接する公民館を借りて行いました。担任も出席したのですが、年末は忙しいだろうに当時は今よりも余裕があったのでしょうか? 私は母方の祖母の家に行ってもドタドタしていて邪魔になるからと、このクリスマス会に行くように父方の祖母に言われました。まぁ、行っても楽しめなかったですけど…… 今回は母方と父方、両方の祖母が出てきて判りづらくて申し訳ありません。 余談ですが、父方の祖母の命日は12月31日です。つまりクリスマスイブと大晦日は私にとって祖母の命日です。さらに愛犬の誕生日も12月24日なので、ウチは12月24日が渋滞しています……  
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