ロリ大将のMTB

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作るか…… 自転車は意外と簡単に作れる。 フレームを買って、規格に合った部品を取り付けて調整すればいいだけだ。 まったく心得が無いと、無数にある規格の選定でお手上げになると思う。 部品一つに複数の規格があってそのバリエーションから選択して購入しなければならない。 そこを無風で通過としても、調整は心得が無いと、無理かな…… ディスクブレーキのセンターだし。 ディレイラーの調整。 この二つが山だろうね。 分かってればなんちゃ無いんだけど。 まあ、詳細は後ほど…… で、子供用の自転車を作るのは二つ難関がある。 ①クランクサイズ ②フレームサイズ ①クランクサイズ 足で漕ぐあの棒の事、ペダルを取り付けて、軸にギアが付いているあの棒部分。通称、クランク。 二つ合わせて、両脚分でクランクセット。 これが身長に合わせて適宜長さが決まるんだけど、子供用の130~140mmがまず売ってない。 ちなみにざっくり身長の1/10が適応と言われている。 ここで、まあ、挫折する。 今回も、無かった。 数年前に娘ちゃんの自転車を改造しようとした時もここで挫折している。 時は経ったがあの時と何ら変わることなく、子供用のクランクセットは世界の市場で見つけることがままならないのが現状だった。 大人用でいいじゃん って思うかもしれないけど、長さの合わないクランクは膝に負担がかかるから、ダメ。 子供の健やかな成長を期待するのなら辞めた方がいい。 ②フレームサイズ 子供用の自転車のフレームは潤沢じゃない。 だから、高い。 フレームだけで5万くらいした。 それに送料とその他の部品合わせたら、アハハ!大人顔まけじゃねえか。やめだ辞め。 別の方向で……
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