2#カケスの警告

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 「大変だぁぁぁぁぁぁぁぁーーーー!!!!  みんな大変だぁぁぁぁーーーー!!!!」  森の中に戻ってきたカケスのジェーは、声の限り大声で叫んで飛び交った。  「おいカケス、何が大変だって?!」  キツネがカケスを見上げて聞いた。  「キツネさん!驚かないで聞いて!それはね・・・」  「な、何だってぇぇぇぇーーー!!何かがこっちに向かって空から落下して来るてっぇぇぇぇぇぇーーーーー!!?「」  キツネのホイタは仰天して飛び上がった。  「こうしちゃいられない!!森の仲間達に言わなきゃ!!」  キツネのホイタは慌てて森じゅうを駆け回って、森の仲間達に訴えた。  「大変だぁぁぁぁーーーー!!!!みんなぁぁぁぁーーーー!!  空からとんでもない奴が堕ちてくるぞぉーーーーー!!!!!」  「な、何だってぇぇぇぇーーー!!」  キツネのホイタの前で立ち塞がったのは、アナグマのボルだった。  「キツネさん!!その堕ちてくるとんでもない奴って、何だ?!」  「何だ?って聞かれても・・・」  キツネの帆は黙りこくってしまった。  「ほうらみろーー!!君って嘘つきなんだから。  この前だって・・・」  「いやいや違うもん!!本当に空からとんでもない奴が堕ちてくるって!!」  「誰に聞いた?」  「空のカケスに。」  「あいつか・・・」  アナグマのボルは腕を組んで、空を見上げた。  「あいつは何故か自発的に、森の偵察係してるならなあ。信憑性はありそう・・・だな!?  こうしちゃいられないな!!おいらも協力しよう!!」  こうして、キツネのホイタとアナグマのボルは手分けして森じゅうを駆け回って、空から迫り来る危機を森の動物達に訴えた。  「大変だぁぁぁぁーーーーー!!」  「空から恐ろしい物体が堕ちてくるぞぉーーーーー!!!!!」  
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