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最後は、大河がビシッと挨拶をしてくれた。
まさかの母と大河のお父様のことがあったから、私達は、結婚出来ない! って諦めかけていたのに、大河は絶対諦めない! とまさか、付き合って、同棲して、すぐに結婚まで辿り着けるとは思っていなかった。出席してくださった方々にお礼を述べお見送りした。
今日は、朝から動いて、何がなんだか分からないまま、披露宴を終えた。
そして、二次会と称して、お母様のお店で貸切パーティーを開いてくれることになっていたのだ。
まさかのイベントに本当に驚いた。
二次会は、いつものメンバーだ。
「え〜皆様、本日は、私と美桜の結婚式並びに披露宴、そして、二次会にまでご出席いただき、本当にありがとうございます。最後は、無礼講ということで、どうぞお寛ぎくださいませ」
そして、山城次長が乾杯の挨拶をしてくださった。
長くなりそうだったので、皆んなが阻止する。そして、「乾杯〜!」と……
「「「「「乾杯〜!」」」」」
1番気楽に過ごせる仲間たちだ。お母様がお料理を作ってくださるから、手伝おうとすると、「今日は主役なんだから座ってて!」と、朋花と菜津葉が運んでくれた。
「皆んなは、知ってたの?」
「うん、ホントに数日前だよ。大河部長ホントに凄いですよね」
「やる時は、やる!」と、ガッツポーズをしている。
「皆様本当にありがとうございました」と、お礼を言った。
あまり、夜遅くまで騒いでいると、お母様がお疲れになるので、そろそろ〜とお開きになった。皆んなで片付けて、既にもう夜10時を回っていた。明日も仕事だ。
「ありがとうございました」と、またお礼を言って皆んなと別れた。
私達は、徒歩で愛の巣へと帰る。
「大河! ありがとうね」
「おお! 喜んでもらえて良かった」
「うん。1日中驚かされっぱなしだったよ。でも嬉しかった」
「なら良かった!」
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