🐉一難去りし後🐉

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そろそろ家に帰ろうかな、明日は月曜日だし 今度はペット達を助けなくちゃね。 歩道を通り、高架下をくぐって 風龍神神社の前を通るんだけど さりげなく神社の鳥居の向こうに視線を向ける… あ、タケボウキで掃除してる神主さんがいる! 帰り道、さびしかったアタシは 神主さんに駆け寄っていた… アタシ 御山町 瑠璃華 (みやまちるりか) 「こんにちわ~!」 神主 「ああ、こんにちは…」 そう言えば、神主さんの目の包帯がとれてる… アタシ 御山町 瑠璃華 (みやまちるりか) 「目、治ったんですね!良かった~♪」 神主さんは微笑んでる。 7ea6e4d5-8711-40ef-892b-8400ea5937b6 神主 「はい、おかげさまで…」 この神主さん…どこかで 見たことある顔なのよね… アタシ 御山町 瑠璃華 (みやまちるりか) 「あの、アタシ達… どこかで会ってますよね?」 神主さんは穏やかな顔をしてる。 神主 「それは、気のせいです。 世界には3人自分に 似た人がいるそうですし… 他人のそら似ですよ。 ほら、もう夕暮れが近い 妖怪達に襲われる前に、はやく…」 アタシは頷いて、神主さんに お辞儀してから家に向かって小走りになった。 それで…2階の部屋に入り、歯を磨いて お風呂に入ってパジャマに着替え 戸締まりしてから、お布団にもぐり込み 明日に備えて眠りについた…
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