世界のはじまり

1/1
前へ
/41ページ
次へ

世界のはじまり

世界のはじまりからだったね。 この世界はたった1人の、うーん、1人って表現が適切なのかはわからないけど、まあ、唯一の神が創造してできた世界なんだ。 その神は、自分の生きる場所と重ねて1つの世界を作り上げた。 神は自分に似せて人間も作った。 希望に満ちた、光あふれる人間。 極めて平和な世界。 神の理想への準備は整った。 でもさ、理想とか平穏ってずっと続くと思うかい? もちろん、長引かせる努力はできると思う。 でも、ずっとなんて続くはずがない。 この世界の平穏を打ち砕いたのは神自身だった。 試練のない物語なんてつまらないだろう?だから、神は人間に試練を与えたんだ。 そして、ある「天使」がその試練を実行する役目を命じられた。 まあさ、その天使とか人間とかいろいろやらかすわけ。 その天使がのちの「魔王」になるんだけど。 書くの飽きたから、詳しい経緯はまた後日。
/41ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加