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次の日は会社を休もうと思ったくらい体痛いし、ちょっとヤケドしてるし
本当に素人のみなさんは決して真似をしないでください
熟練のボクがやってもこうですから
非常に危険です
昨日の ゅう♡ちゃんの件も大千々さんに改めて言いに行くのもおかしいし、話しの流れで言えるかなとチャンスを狙ってた
「三上先輩!ここの入力の仕方教えてもらえますか?」
そんな矢先、大千々さんが俺の所に訪ねてきた
てか
今先輩って言いましたよね?
パイセンなんて凄くいい響き♪
学生時代ならまだしも、今になってパイセンなんて言われると思わなくて、ちょっと浮かれちゃったのが間違いの始まりだったんですよね
「あぁ、コレね」
俺はパソコンで意気揚々とそれを説明しようとすると
大千々さんもパソコンを覗き込んできた
(か、顔が近すぎるとです)
しかもすごくいい香りが• •
それは世の中の男子の好きな香りベスト3に入る
ウシ乳石鹸の赤箱の香りじゃないですか
もう俺の頭ん中はお花畑を笑顔でスキップです
アハハ ハハッ♪ アハハ ハハッ♪
「三上先輩?どうかしました?」
「あ!イヤ、何でもないよ」
我に返って説明しようとしたその時!
大千々さんのブラウスのボタンがいつもより1つ多く外れていて
見える• • 谷間が
(いかん!いかん!見ちゃいかん!)
ダメだと思えば思うほど見たくなるのが男ってもんで、左目はパソコン、右目は谷間と
それはまるで『お面ライダー』であれば
変態カメレオン怪人として出演できるほど器用な両目使いをしていた
(しかも• • Eなんかじゃない!Fだ!)
そう思ったとたん、キーボードにポタポタと滴る鼻血が• •
「先輩?鼻血出てますよ」
「そうだね、また後にしようか?」
ゅう♡ちゃんの事を話す機会をまた逃してしまった
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