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いきなりすみません。
私は友達をゆるしません。
それはある冬の事、ゆうくんと私はすごく友達でした。
よく遊んだり、一緒に冬休みの宿題をしてました。
ある日雪がつもったからママに
「ゆうくんさそって雪遊びしてもいい?」
と聞きました。
ママが「良いよ~。気をつけてね」と言うから雪遊びをはじめたんです。
その時、ゆうくんはゆうくんのお姉さんのりんかちゃんとけんかしてたみたいできげんが悪くて。
「ゆうくん見てみて。雪だるまできたよ。かわいいでしょ?」
私が雪だるまを見せるときげんの悪いゆうくんは私の作った雪だるまをパンチしてこわした。
「あー!!」
私はさけぶ。
「せっかくかわいく作ったのにー。」
私はショックで涙でぼろぼろだ。
すると、それに気づいた私のお兄ちゃんのけんちゃんが
「おれの妹に何をしたんだ!!」とさけんだ。
ゆうくんはあわててにげていった。
私はゆるさなかった。
お兄ちゃんありがとう。大好き。
そう思ってた。
でも今はかなしい。
だってゆうくん、あんなにけんちゃんに怒られて。
けんちゃんおこるとこわいから。
私なら絶対に泣いちゃう。
あれから、ゆうくんとはなかなおりできてないんです。
だってゆうくんはお父さんのお仕事でひっこしたから。
雪遊びなんてしなければ良かった。
そしたらゆうくんとも仲良しのままだったのに。
まだゆるさない気持ちとごめんねの気持ちが私の中でたたかってる。
でも時は戻らない。
さようなら。
ゆうくん。
いつかまたどこかで会えたらまた一緒に遊びたいな。
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