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わたし
白雲 空音
「ぁ、う…」
男性はつけていたプラスチックの手袋を外して
素手で、わたしの髪を撫で洗いしてきて
コンディショナーをつけられた…
見知らぬ男性
「身体は自分で…と
言いたいところだが…仕方ないな…」
今度は身体をスポンジブラシで
ゴシゴシされ始めて…
わたしは目を半開きにしていた…
わたし
白雲 空音
「…っん…///」
オマタの間とか、良いちから加減っ…//
見知らぬ男性
「…//」
身体を誰かに、しかも見知らぬ男性に
洗われるなんて生まれて初めて…
元旦那すら、こんなことしてくれなかった//
シャワーで身体中を綺麗に流されて
換気扇を回した男性は浴室から出て
新しいバスタオルを持ってきて
バスタブから、なんとか出た
わたしの身体を拭いてくれて
頭にバスタオルを巻かれ
サイズが大きいけど、バスローブを着せられた…!
わたし
白雲 空音
「…ぁの、ありがとう…ございます…」
蚊がなくような声でお礼を言ったけど
男性には聞こえてないみたい…
肩を貸してもらいながら
どこかに連れていかれてるけど…
いい匂いがただよってきたっ
連れてこられたのは食堂で
しかも厨房内の調理風景が見れるようになってる…!
見知らぬ男性
「シェフ!今日のディナーはなんだ?」
厨房内にいるコックさんが振り向く…
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