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🌹久しぶりの住居🌹
食卓の椅子に座らされて、隣に男性が座ってきた…
シェフ
「はい、チキンの香味焼きと
コーンスープ…それと…って、ヴェスペルト男爵!
その女性…ど、どうされたんですか!?」
コックさんが驚くのも無理ないよね
わたし、今日のいまさっき拾われてきたもの…
ヴェスペルト男爵
「嗚呼…さっき、そこで
行き倒れてるのを助けたんだ…
この女にはメイドとして
働いてもらおうと思ってな…可愛いだろ?」
え、そ…そうなの…!?
シェフ
「はい!ヴェスペルト男爵は
宝石の原石を見つけるのが
本当に、お上手ですね…♪」
コックさんは出来立てのチキンステーキと
ライス、サラダ、スープを
トレイに乗せて運んできたっ!
わたし
白雲 空音
「は!ひぃいいっ!」
出来立ての料理なんて、10年ぶりだわ!
わたしは興奮して鼻を鳴らしていた!
ヴェスペルト男爵
「待て待て!ゆっくりとだな…」
わたしは獣のように
並べられた料理を、素手で食べていた!
シェフ
「お、おうふ…す…すごい
たべっぷりですね…(汗」
2人の会話が耳に入らないぐらい
夢中で食べ進めて、気づいたら完食してた…(汗
ヴェスペルト男爵
「御前は何年まともな食事を
してこなかったんだ…?」
久しぶりにお腹いっぱいになったわたしは
コックさんが持ってきてくれたお水を手に
男性に向き直った。
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