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男爵
アツィール・ヴェスペルト
「気に入ってくれたようで、良かった
明日の朝はその服を着て
食堂前に集合、仕事の説明をする。
まあ、今日はゆっくり眠れ
明日から忙しくなるぞ。」
わたしはしっかりと返事をした!
わたし
白雲 空音
「はいっ!」
アツィール様は微笑んでる。
男爵
アツィール・ヴェスペルト
「あ、そうそう…
洗濯物は2階の洗濯室に持っていってくれ
最新型のドラム式洗濯機が置いてあるんだ。
使い方とかもろもろ、明日説明する
それと…そのドアの向こうは
ユニットバスになってるんだが
洗濯物を入れるカゴもそこに用意してある
それでは、よい夢を…」
わたしはアツィール様に頭を下げ
ドアが閉まったことを確認して顔をあげた。
あ、髪の毛そろそろ乾いたかも…
頭に巻いてあったバスタオルを外し
さっき、アツィール様が言ってた
ドアを開けると、確かにユニットバスがあって
洗面台がトイレの前に設置してあって
その鏡で自分の髪の様子をみる。
うん、まだ…少しだけ濡れてるけど
あとは自然乾燥…ってぇ
ドライヤーも備え付けられてるっ!?
よくみると新しい歯ブラシと
歯みがき粉までがコップに…
しかも、バスタオルとバスローブ
トイレットペーパーまで、備え付けられてるのね!
洗面台の下にカゴがあって、そこに頭に巻いてたけど
外したバスタオルを入れてから歯を磨き
部屋の電気を全部消してから
さっそくベッドにもぐり込んで眠りについた……
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