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「ああ、ちゃんと話すから。とりあえず寒い。布団の中、入ろ?」
孝太はジーンズと一緒に下着も脱いで、布団の中にもぐりこんだ。「ほら」と掛け布団をめくって、俺を誘う。
「おまえ、冷たい。すげー冷えてるじゃん」
文句を言いながら抱きついてくる孝太がたまらなくて、すぐに孝太の上に乗り上げて、強く抱きしめた。
肌と肌が直接ふれあう。孝太の熱が、俺を犯してくるようだ。俺の欲望はもう硬くなり、半勃ちの孝太を圧迫していた。
「おまえさー」
「…………」
「俺のこと、好きすぎない?」
孝太が呆れたように言った。今さら何を言っているんだ。
俺はあたたまってきた布団の中で、孝太の足を開き、太ももの間に体を入れる。俺の屹立が孝太の陰嚢を押した。そのまま腰を揺らすと、するっと孝太の尻のほうに入りこむ。
「……っ!」
「くっ……」
ふたりで息を呑んだ。
俺の先端が、孝太の後孔のあたりに当たっている。
「……孝太……」
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