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河東さんも売値は1,000万円らしい。私は自分の飛行能力を過信せずにいれた。曲がりなりにも平木さんとの人間関係は良好だった。「まったく…空輝。河東さんが檻を替えて欲しいと言って来たぞ?バイヤーは1億円は貰ってるとかなんとか…情報交換を強要されたのだ。…して、河東さんは昇給ぞ?あっははっ!」平木さんは一方通行に話を終わらせ、去った。「河東さんが出てくのか…。」羽の手入れをしながらも、私は物悲しくなっていた。人間大砲の感覚を取り入れれば、弾丸より速くなると、次第に思えていたからだった。「1億円貰ってるんよ…あっははっ!」すかさず河東さんが現れ、私達は今生の別れを悟り合うのだった。
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