儀式

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 私は竹田くんのピンクのペニスをまるで赤ん坊のようにしゃぶる美彩を見守っている。そこには強制も義務もない。ただ、しゃぶりたくてしゃぶっているのだった。極太のモノを自分でわざと喉の奥に持っていく美彩。吞み込みたい思いに煽られてさらに奥に突っ込もうとするが、嘔吐(えず)いてしまいどうしてもそれ以上呑み込めないでいる。それがじれったいのか、美彩は、ふんふん、とむずがり、からだをくねらせる。女神の私が手伝ってやろうとも思ったが、そんなことしたら美彩はのどを詰まらせ死んでしまうだろう。そういう死に方をなんているのだろうか。──「ペニスに死す」? 一人でニヤッとしてしまった。いやいや、それは女神として正しくない行為だ。反省せねば。  私は反対側に移る。竹田くんが美彩のお尻を広い両掌で覆っている。彼女は自分のことをお尻デブだと言ってコンプレックスに思っているらしい。確かに、小さなからだに対し、お尻が大きく見える。そんな丸くて大きなお尻を竹田くんの手がすっぽり覆っている。彼の手の広さは美彩のお尻にぴったりだ。その恰好でお尻を揉んだりこねたりすると、ピンク色の裂け目が開いたり閉じたり、形が歪んだりしてますますエロチックだ。竹田くんはたまらなくなり、とうとう股間に顔をうずめた。  ペチャ! クチュン! ズズズズ! ピチャピチャピチャ……。  好きな女の子のオマンコがそんなにいいのだろうか。夢中になって舐め上げ、しゃぶり上げ、吸引する。 「ああ! いい! いいの! 竹田くん、すっごくいいの!」  美彩はおしゃぶりを口から出し、嬌声を上げる。美彩も答礼にしゃぶり返してやろうとするのだが、快感の渦巻きの中、手が震えてできないでいる。  美彩の奥からは泉がこんこんとあふれ出、とどまることを知らない。きっと天国級の美味なのだろう。竹田くんはそれを舌に絡め吸い上げる。そのたびに女体が身もだえしている。 「愛してるよ、美彩……」 「いい、すごくいい……。竹田くん……、タケ……、んんんっ!」
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