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「元ちゃんじゃなきゃどうなるんだい?一体その人って誰なんだい??」
吉くんが聞いた。
「それは……その人は……えーと、えーと。」
その時だった。
「ピコピコーン! ピコピコーン!
ウィィィーン! ヒュゥゥーン!」
突然大きなアラーム音と何かの機械音がしたと同時に辺りがまぶしい光に包まれた。
「うわぁ。まぶしいよぅ!」
元ちゃんが目をつむっていると
「元ちゃん!う、うえ、上ー!!」
「元ちゃん!逃げてー!!」
吉くんと糸ちゃんが叫んでいる。
「えっ?うえ?」
元ちゃんが上を見上げるとそこには巨大なクレーンゲームのアームのような物があり、まさに元ちゃんに掴みかかろうと迫っていた。
「な、な、な、な、なんだーコレ?」
「元ちゃん!逃げろー!」
「きゃぁぁぁぁー。元ちゃぁぁん!」
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