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「忘れてないよな?」
あの日にした約束。
それは二度と帰らぬ青春の時だ。
中学が終わり高校進学という頃だ。
まだ見ぬ明日へ不安と期待で胸躍る。
「私がマネージャーやってあげようか?」
唯一の救いは幼なじみのお前がいてくれる事だ。
思い返せば困った時はいつも側にいてくれたな。
こんな俺なんかの事を信じてくれて。
野球しかできない俺がこんな良い高校に行けたのはお前のおかげだ。
無料家庭教師となってくれた。
ありがとう。
俺に何かできる事はないのか。
考えたが1つだけある。
自分勝手かもしれないが俺なんかができる事はこれぐらいだ。
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