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第7話【盛大に劇を盛り上げろ!!】
今日はいよいよ学園祭。
右も左も人、人、人の校門から学校までの道はいちご飴や焼きそばを売っている感じがするだけ。
実際、人で何も見えないからだ。
僕たちの演劇は最後の方だったから時間はあるんだけどな〜。
「そんじゃ個人行動で行くぞ!」
カクムミは腕を回して人混みへ入っていった。
勿論そこまではしゃいでない僕氏は団へと行く。
「うわぁぁぁ!どしよどしよ。緊張がァ」
メリーはうつ伏せになって騒いでいた。
「最後だからといってそこまで時間がある訳じゃないですからね…」
もふねこはプログラム表を見ながら言った。
「よっし、そんじゃ本番の僕らまでスキップ!」
訳の分からないことを言いつつ…アー、行くか。
スキップッッッッッッ!
「続きましては『アスファルト団』で、勇者メリーの冒険です!」
ブーっとブザーが鳴り、幕があける。
「ある日1人の勇者がいました。彼の名はメリー。」
らての完璧なナレーションが始まりの合図をする。
「僕はこの国の姫様を守っている!」
メリーは大きな声で叫んだ。
「ワッハッハー!勇者メリーよ。この国の姫はいただいたぞ」
悪役ピッタリのもふねこさん。
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省略したが劇は盛大に盛り上がった。
多くな拍手とほぼ同時に我々も礼で応える。
無事に劇は終了。役目を果たし、スッキリしたところで僕らは屋台へと行ったが、もう終わりの模様だった。
改めてすごい青春をした。
忘れられない1日だった。
「また、こうやってたくさんの経験をして成長してこうな!」
僕の一言は多くを静かな世界へと入り込ませた。
「え?あ、え??」
📣お知らせ📣
しばらくの間、新作小説の制作のため、日常探偵メリーⅡをおやすみします。
多くの人々に見てもらい、感謝でいっぱいです(*'∀'人)♥*
次作もよろしくお願いしますm(_ _)m
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