第1話【アスファルトの二学期】

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第1話【アスファルトの二学期】

ゴホン… どうも皆様、(わたくし)はメリーと申します。 少し注意点をお話しますね。 こちらの小説は日常探偵メリーの2作目となっています。 まだ1作目を読んでないよという方は1作目+夏休みを読んでからお楽しみください。 数多くの作品から選んだいただきありがとうございます。 それでは注意点を踏まえてお楽しみにください。 ✂ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー✂ 新学期、多くの生徒が校門を(あゆ)む。 木が緑色から卒業しようと頑張っているようだった。 「おーい!メリー!!」 後ろからもふねこの呼ぶ声が聞こえた。 髪を耳にかけて後ろを見て言った。 「はーい!」 この物語は、僕らの生活を変えた。 「━━━それでは皆さん、楽しい学校生活を。」 校長の無駄に長い話が終わり、早速もふねこに話しかける。 「元気そうだね。変わらないや。」 もふねこはニコッと笑い返事をした。 「はい、メリーも元気そうで。」 …なんて気まづいんだ。 「あっそうだ、このアスファルト団。実はあと4入ると正式に校長直々に認めて貰えるらしいよ。」 もふねこは言った。 確か前に殺害予告かなんかで校長に認めてもらったと思ってたけど、結構うざいことすんだな。あのつるピカハゲ。 「4人か…って行けるんじゃね?!」 こうして私たちは先輩の教室へ向かった。 「え?アスファルト団に?」 4人の中に優純姫(ゆづき)先輩を呼ぼう。 「あと4人必要なんです!」 すると彼女は腕を組んで言った。 「1人だけキニナル子がいてねぇ。」 優純姫先輩に言われるがまま、剣道部の部屋へ来た。 「ここにいる、秋猫(あきねこ) とうや君なんだけど〜」 ドアを開けると大きな声と同時に剣を振っている人がいた。 「あっ、どうも。優純姫さん。」 剣道でよくある仮面を外し、水分をとった。 「確か剣道部って部員が少ないのよね。」 するととうや先輩は少し落ち込んだ顔で言った。 「はい、そうなんです。」 すると優純姫先輩は元気に言った。 「そしたら一緒に入ろうよ!」 うぅ…ありがとぉ…これも団のためっ 「ん〜、いわゆる幽霊部員的なことでしょうか。」 部活と言われたら違うかもな… 「なんでしょうね…事務所的な感じでしょうか?」 優純姫先輩も悩んだ。 「そうですか、ぜひお願いします。なんだか運命を感じました。」 よっっっっっしゃー!おそらくあとは… こうして新メンバーが加入し、正式に認めるまで残り2人となった。
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