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風呂掃除を終わらせてリビングに戻る。
『すぐ沸くと思うよ』
『着替え準備するね』
『ありがとう』
『パパー、ブロックいっしょにしよー』
『わかった』
和室に移動する。
『パパ、おうちつくって』
『どんなお家?』
『んーと、ななみとさくらがパパとけっこんしてすむおうち』
『難しいなぁ、どんな家にしようかな』
『さくら、かわいいおうちがいいな』
『かわいいお家か、七海は?』
『ななみもかわいいおうちがいい』
『わかった、作ってみるよ』
ひろきはあれこれ思案しながらブロックを使って家を作っていく。途中で風呂が沸いた。
『お風呂沸いたね、先入ってその後また一緒に作ろう』
『『はーい』』
『ふぅ、集中してたら肩凝るな』
『ふふ、お疲れ様』
『お風呂行こう』
『うん』
家族4人仲良く入浴を済ませる。
『夜ご飯どうしようか?何か食べたい物ある?』
『んー、特に思い浮かばない』
『あはは、冷蔵庫と相談してくるよ』
ひろきは冷蔵庫を見に行く。
『んーどうしようかなぁ‥そうだ、清花ー』
『はーい、どうしたの?』
『唐揚げ揚げてヤンニョムチキンにしようか?子供はまた別で揚げるよ』
『最高♪』
『あはは、一緒に作る?』
『うん!』
『パパーブロックはー?』
『あっそうだ、ブロックやりかけだったんだ』
『いいよひろくん、私が子供と遊んでくるよ』
『ごめん、かわいいお家を作って欲しいんだって』
『わかった、七海、さくら、ママとブロックしよう』
『『うん!』』
セイカは和室に行き娘2人と遊ぶ。
『どんなかわいいお家がいいの?』
『パパとけっこんしてすむかわいいおうち』
『そっか、七海もさくらもパパ大好きなんだね』
『だいすき!ママもだいすき!』
『さくらもだよ、パパもママもだいすき!』
『ふふ、ありがとう!ママも七海とさくら大好きだよ』
『ママはパパだいすき?』
『大好きだよ!』
『パパとママなかよし?』
『うん、七海とさくらみたいにね』
セイカと七海とさくらはひろきの話できゃっきゃと盛り上がる。キッチンからそれを聞いているひろきは自然と笑顔になっていた。
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