プロローグ

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『ハァハァハァ、急げ』 『ハァハァ、お兄ちゃん、‥‥待って』 『大丈夫か七海?ほら』 差し出された兄の手を握る。 『お兄ちゃん、血が‥』 『大丈夫だ。走れるか?』 『うん』 『よし、手を離すな』 走り出そうとした時、追手が現れた。
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