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『ひろくんいつもありがとう』
『こちらこそ』
『これからもこうやって楽しく過ごして行こうね』
『もちろん、子供が大きくなってきたらもっと賑やかになるから今から楽しみだよ』
『‥まだ七海が生まれる前に子供何人欲しい?って話したの覚えてる?』
『覚えてるよ。俺は2人か3人で清花は2人かなって言ってたね。それがどうしたの?』
『‥ううん、聞いてみただけ』
『?、そっか。さぁ食べよう』
ご飯を食べて作ったケーキと一緒に写真を撮る。
『あーおいしかった♪』
『食べ過ぎたよ』
『あはは、こんな感じだと食べ過ぎちゃうよね。コーヒー飲む?』
『うん』
『わかった、ちょっと待っててね』
キッチンで自分とひろきの分のコーヒーを作る。
『はい』
『ありがとう』
食後のゆったりとした時間を過ごす。
『そろそろお風呂入ろうか』
『うん、もうこんな時間経ってたんだ。時間経つの早いなぁ』
入浴を済ませて寝室でくつろぐ2人。
『ひろくん、今年のクリスマスもすごく幸せだったよ♪』
『よかった、俺も同じだよ』
『今年はひろくんのお菓子作りの才能にびっくりしたよ、チョコレートにこんな綺麗に字を書けるなんてもう職人さんだよ』
携帯で撮ったケーキの写真を見て話すセイカ。
『あはは、まぁ知っての通り俺は凝り性だからね』
『もう趣味の域を通り越してるよ、ひろくんはお店開けるよ絶対!』
『お店か、清花と一緒だったら楽しいだろうな』
『私もそう思う、‥開いてみる?』
『‥開くにしても俺は一応本業もあるからなぁ、もし開いたとしたら清花が中心になっちゃうかな。もちろん俺も全力でフォローはするけどね』
『だよね、でもいつか開けたらいいね』
『そうだな、選択肢としては全然ありだよ』
『ひろくんは料理上手だし、私もこれからもっと上手になっていく予定だよ。ひろくんに教えてもらって』
『いつでも教えますよ、清花の為だったら』
『ふふ、ありがとう♡』
ベッドに腰掛けて談笑を楽しむ。
『ねぇひろくん』
『ん?』
『‥クリスマスプレゼント、欲しいな』
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