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『ひろくん、明日みんなで公園行かない?』
『あっいいね。あの公園行こうか?ちょうど桜も満開だろうし』
『どうせならお弁当作っていく?』
『そうだな、花見がてらいいかも』
『ママ、あしたこうえんいくの?』
『うん、パパもいいよって。だから明日お弁当作ってお花、見に行くよ』
『やったー、いっぱいあそべる?』
『遊べるよ』
『さくら、あしたこうえんでいっぱいあそぼうね』
『うん、さくら、おねえちゃんとすべりだいいきたい!パパとママもいっしょにあそぶ?』
『パパとママも遊ぶよ、楽しみにしててね』
『うん!』
『さくら、ブロックであそぼ!』
さくらは七海に手を引かれてリビングの和室にいく。遊ぶ娘2人の姿を見てひろきもセイカも微笑む。
『仲いいな』
『ほんとに、七海はさくらの面倒見たがるしさくらは七海に甘えてる。ちょうどバランス取れてるよね』
『あはは、いいことだよ』
七海もさくらも美男美女の間に生まれてとてもかわいらしい容姿をしている。
『七海とさくら、俺と清花どっちに似てるかな?』
『2人とも目元はあなたそっくりだよ、パッチリ二重だし、鼻や口元は私よりかな』
『あっ確かに口元は清花だな』
『この前金子先生は七海もさくらもひろくんに似てるって言ってた、女の子はパパに似たらかわいくなるらしいよ』
『そういえば聞いたことあるな』
『2人に彼氏でも出来たらどうする?』
茶化す様にひろきを見るセイカ。
『あんまり言わないで、寂しくなる』
『あははは、ひろくんかわいい♡』
2人の会話を聞いていた娘たち。
『ななみはパパとけっこんするもん』
『さくらもパパとけっこんする!』
『ふふ、ひろくんモテモテだね。七海もさくらもひろくんと結婚するんだって』
『そうだね、2人ともパパと結婚しようね』
『『うん!パパだいすき!』』
『(ふふ、無邪気だな。ほんと幸せ、ありがとうひろくん)』
『ねーねーママ』
『どうしたの?』
『みんなでおふろはいりたい!』
『ママはいいよ』
セイカはひろきに視線を送る。
『俺もいいよ、沸かしてこようか?』
『いいの?』
『お安い御用だよ』
『ありがとう、じゃあお願いします』
『はいはーい』
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