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『うん、粉を早く使わないとダメだったから、何か飲む?』
『ううん、自分でやるよありがとう』
『そっか、今日はいっぱい焼いたよ』
『子供が喜ぶよ』
『清花の好きなりんごを使ったやつも作ってるよ』
『最高だね♪』
『あはは、もうちょっとしたら七海とさくら起こしてみんなで食べよう』
『うん!先に起こしてくるよ』
『わかった』
寝室に上がるセイカ。
『七海〜、さくら〜、朝だよー』
『‥んー』
『パパが2人の好きなホットケーキ焼いてくれてるよ、もう出来るからみんなで食べよう』
『‥はーい』
『おねえちゃんまってー』
『さくら大丈夫だよ、ママもいるから』
みんなで手を繋ぎリビングに降りていく。
『よし、完成』
ひろきが言葉を発したと同時に3人がリビングに入ってきた。
『ナイスタイミング、ちょうど出来たよ。七海、さくら、おはよう』
『『おはよー』』
『今日は公園行くからね、いっぱい食べておかないとお腹空いてたら遊べなくなるよ』
『うん、いっぱいたべる!』
『さくらもいっぱいたべる!』
『じゃあ食べよう、清花ありがとう』
『ううん、こちらこそありがとう』
家族4人で談笑しながら朝食を食べる。
『食べたら行く準備するんだよ』
『はーい!』
‥‥‥‥‥
『さてと、そろそろ行こうか。準備は出来た?』
『うん、七海もさくらも大丈夫?』
『大丈夫だよ』
『さくらも』
『よし、じゃあ行こう』
車を走らせて縁深い公園へと向かう。
『桜が綺麗だね』
『うん、‥来年から順次桜の木の本数増やす話が出てるみたいでさ、俺の所にもその話来たよ』
『えーすごい!どんな感じなの?』
『この公園の桜は全部ソメイヨシノなんだけど、早咲きの桜を増やしてもっと長く花見を楽しめるようにしたいんだって』
『確かにこの公園の桜は3月下旬から4月の上旬まで咲いてるね』
『計画では3月の中旬に差し掛かるぐらいから楽しめるようにしたいみたい』
『私は賛成かな、この公園って地域の人の1番大きい憩いの場所でしょ?』
『うん、昔からね。整備されてからは更にね』
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