君を歌う子守唄

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あまりにも無頓着な 優しすぎる愛求め 笑顔で嘘振りまいて 孤独を選んだ 満月で出来た道 哀しみに満ちても 朽ち果て濁った空 見上げ呟く 「もう 届かない愛なら 欲しくないのに…」 愛おしくて凍えそうな 胸の音が今も離れない 消えそうな僕の思いが 音もなく君に囁いて 溺れてゆくよ 泣きそうに 君を映してる… 寂しさの代わりに 繕う優しさいつも 風に吹かれているのなら すぐ出会えたのに どこかで君が見せた 仕草のように そっと触れ崩れ落ちる 脆さにまた 胸が満ちている 消えそうな君の思いが 星の様に 僕を見守って 溺れているよ 泣きそうに 僕を映してく… 苦い記憶 溢れ出す光に 流れる雫は 何色に染まる どこかで君が見せた 仕草のように 愛おしくて凍えそうな 胸の音が今も離れない 消えそうな僕の思いが 音もなく僕に囁いて 溺れてゆくよ 消えそうな君の思いが 月の様に君を照らして 見守ってよ 消えそうな 僕の思いは… あまりにも無頓着な 優しすぎる愛求め 月の下で歌うよ 永遠を誓って 君を唄う 子守唄
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