ホームレスハウスに舞い降りた性天使【第2章】

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テルは刺激の正体を突き止める為、辺りを見回した。 彼女が自分に股がり、チンコを彼女の中に収めた所だった。 「う、、くあっ!!」 思わず声が出る。 彼女は少し苦しむ様な顔をしていたが、テルの腹の上に全ての体重をかけた頃には恍惚とした顔をしていた。 「んっ、、はあっ、、」 彼女は一息ついた様な吐息を漏らし、そしてテルを見た。 「テルさん、、気持ち、、いい?」 テルは言葉にならない。 頭をコクコクと動かす事しか出来なかった。 神経は全て下半身に集中してしまい、もう何が何だか分からない快感の刺激が身体に走った。 温かく、そして気持ちいい、、 匂い、、そして彼女の顔、、 テルはそれだけでイキそうになった。 彼女は挿れてから一度も動いていないから、まだ耐えられる事が出来た。 騎乗位になって、刺さったまんまの彼女は上半身をテルの身体に密着させて、キスをしてきた。 両腕は重りがついたみたいに動かない。 彼女のなすがままだった。 求められる唇は完全に彼女のもので、舌を吸われたり、唇を優しく噛まれたり。 彼女がまさぐる上半身もびくびくする。 何かに取り付かれたかの様にテルの身体は動かない。 けれど、快楽と刺激だけはそこにある。 パッと彼女の上半身が浮き上がる。 まさぐっていた手もなくなる。 次の瞬間股間に電流が走る。 彼女がゆっくり上下しだした。 テルは顔だけ上げてそれを見る。 彼女は股を大きく開き、膝を使ってテルのチンコを飲み込んだり、吐き出したりしている。 確実に彼女の中心に真っ直ぐに。 「う、、、ああっ!」 見た目も大概刺激的なもんだから、スピードを上げられると、とてもじゃないけど、思考が追い付いてこない。 ただ、痺れる。 大きな波がやってくる。 ダメだ!まだ、イケない! そう思えば思う程、波は大きくなり、制御不能となる。 彼女の小さい 「んっ!んっ!んっ!」 という声は聞こえるが、次の瞬間テルは大きくのけ反り、思い切り吐き出した。 「か、、はあっ!、、ううっ!!くっ!」 ダメだ、、、気持ち良すぎる、、、 暫く真っ白で、気がついた時には、彼女は何語もなかったかの様に正面に正座をしていた。 しかしそれが夢でないのは、自分のチンコが液体で光っているのを見たからだ。 「あの、、、そのっ、、気持ち良かったッス。ありがとうございますッス。」 照れ臭い。 自分は何にもしていない。 男らしさなんて皆無だ。 「ふふっ。また遊ぼうねっ。」 彼女はそんなテルのつまんない思想を感じさせない位の微笑みで返す。 「やっぱ、女神だわー。」 と思いつつ、彼女の部屋を出た。
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